どうもThinkingPapaです。
先日開封レビューを記載しましたが今回は初期設定編をお送りしたいと思います。
Redmi 4にはMIUI8が初期搭載されていますが、日本語が選択できません。
気になる中華スマホの日本語化も合わせて紹介しています。
まずは初期設定を進めよう
電源を起動するとまずは初期設定が始まります。
言語選択画面はでてくるのですが日本語は設定できません。
ココらへんがスムーズに行かないのが海外販売されているスマホの特徴です。
もちろんロケーションについても日本は選択できません。
※カスタムROMが海外通販で設定されている場合では日本語の選択が可能な場合があります。
後で日本語化するので私はいったんENGLISHとお近くの大韓民国を選択しておきました。
MiアカウントはSMS送信の注意が必要
言語とロケーションおよびGoogleアカウント設定等の基本設定のあとはMiアカウントを作成してログインするように促されますが注意が必要です。
MiアカウントとはAppleでいうiCloudの設定なのですが国際SMSを勝手に送信してしまうという情報もあります。SMSは通話料と同じで国外への送信は高くなります。
バックアップや端末の紛失時の検索には有効なのですが、違うアプリを使っても同様の機能は実施できます。
これから日本語化するにら当たってはMiアカウントが必要なので登録しましょう。
もちろんMiアカウントを作成して、SMSの権限を許可しない設定にすることでも、対処できると思われます。※確認してないので注意してください。
日本語は標準搭載されていないためPCに繋いで実施
残念ながら標準のMIUIでは日本語は選択できません。
ですので中華スマホでよく実施する日本語化を進めていきましょう。
手順は海外のスマホであればだいたい一緒だと思うのでRedmi 4以外の方も参考になるかと思います。
MIUIとは?
AndroidをベースにXiaomiがカスタマイズしたオリジナルのROMです。
カスタマイズがされているので使い勝手が良い部分もありますが、日本語に対応していなかったりとデメリットもあります。
日本語化まずはMORE LOCALEをインストール
MoreLocale 2 – Google Play の Android アプリ
日本語化するにはまずはGoogle playストアでMORE LOCALEをダウンロードしましょう。
残念ながらMORE LOCALEは端末にインストールしただけでは使えません。設定をいじるには特別な権限を与えてあげる必要があります。
簡単にいうとPCに繋いでコマンドを入力しアプリを有効化してあげる必要があります。
PCからADBでコマンドを実行
ADBとは簡単に言うとAndroid端末を操作するツールだと思ってください。
そもそもの目的としてはAndroidのアプリの開発者がアプリを実行したときのログを見たり、アプリがクラッシュしたときのログを確認するときになどに使用されています。
PCからAndroid端末のshell(コマンドプロンプトの様なもの)にログインして色々な操作が出来ます。
必要ファイルを集めよう
単に日本語化するだけであればAndroidの開発環境を丸々インストールする必要はなく、一部ファイルだけあれば済んでしまいます。
私は以下のファイルをダウンロードしました。
Redmi 4側で開発者モードを有効にしてUSB debuggingを許可
Redmi 4側での準備も行っておきましょう。
Androidをベースにしたスマホには基本的に開発者モードが備わっており、開発者モードにするといろいろな設定ができるようになります。
Settingの中の【About phone】を開いて【MIUI version】を連打して、10回ほど押すとDeveloperオプションが使用できるようになります。
Developer権限が取得できると選択するリストが増えます。
Settingから【Additional settings】を開いて【Developer options】を選択します。
※権限取得前にはこのボタンはありません。
PCと通信して端末を操作するためにUSB debuggingを有効化します。
USB Debugging(Security settings)の許可も必要
通常のUSBデバッグの他にさらに権限の強いセキュリティも許可した権限を付与する必要があります。
この設定は、なぜかMiアカウントを設定していないとなぜか有効化できません。
通常のUSB Debuggingの許可設定だけであると、次の工程のコマンド実行でエラーが起こります。
いざコマンドを実行
手順は簡単で二つのコマンドを入力するだけです。
注意点としては先ほどダウンロードしたファイルを解凍したフォルダ内でShiftキーを押しながら右クリックし【コマンドプロンプトでこの場所を開く】を実施します。
コマンドプロンプトが開いたら下記コマンドを順番に実行していきます。
コマンド1→コマンド2を実施してください。
コマンド1
adb shell
コマンド2
pm grant jp.co.c_lis.ccl.morelocale android.permission.CHANGE_CONFIGURATION
実行できない場合はドライバ関連を疑う
PCがスマホをきちんと認識してない場合はコマンドが実行できないことがあります。
スマホを提供している各社の対応ドライバをダウンロードしてみてください。
MORE LOCALEでの設定が有効化
コマンドが実行できたら、次は権限の反映のため端末を再起動しましょう。
再起動してからMORE LOCALEを起動すると、日本語が選択できるようになっています。
日本語を選択してから本体のsettingを見てみると日本語となっていることがわかります。
この工程が済むと各アプリが日本語設定になります。
MIUIのシステム系日本語化はカスタムROMを使用
アプリなどは、MORE LOCALEを使えば日本語化された状態になりますが、システム系の設定については日本語になりません。
私は設定にあるような英単語については理解に問題ないと感じましたが、システムも日本語化するにはカスタムROMを導入する必要があります。
カスタムROMに関しては少々難易度が上がるので理解のある方が実施されることをオススメします。
有志の方がMIUIの日本語化に取り組まれて、ROMも提供されてますので参照してください。
Xiaomi MIUI 8 ECRMod 日本語カスタムROM
一番良いのはMIUIが公式に日本語化対応をすることなのですが、アップデートを待つ以外ありません。
日本語設定のあとはスペックを確認
日本語設定が完了したあと気になるスペックを確認してみました。
確認には一般的によく使われるAntutuを使っています。
スコアとしては60,000を超えておりミドルクラスとしてはまずますの結果だと思っています。
値段からすると非常に良いスペックですね。
最後に
中華スマホを購入して日本語化設定まで実施しました。
少し手間はかかりますが、対応はできますのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
次はRedmi 4の実際の使用感などを記載していきたいと思います。