どうもThinkingPapaです。
我が家ではソフトバンクのiPhoneを使用しておりますが、2年縛りの更新月を迎えます。
通信費の削減を目論み、ソフトバンクに縛られたキャリアiPhoneは手放してAndroid端末への移行を前提とし、格安SIMのプランを検討してます。
格安SIMへの乗り換えの理由は何と言っても格安SIMの安さ
ソフトバンクからの乗り換え理由は格安SIMの一番の魅力である安さです。
更新月を迎えるにあたり、夫婦で格安SIMへ乗り換えることで通信費支出を抑えたいと思っています。
格安SIMの急成長でキャリアの必要性が薄れた
格安SIMが始まった当初は電波を掴めるのか、通信速度は出るのかどうか懸念をいだいていました。
世の中の流れとともに格安SIM市場が活況を呈しており、ユーザ数の増加に連れサービスレベルも向上しております。
今やキャリアの一番のメリットである信頼性についても、遜色がないのではないでしょうか。
SIMフリー端末の低価格化
良質なAndroid端末が安く出回っており、iPhoneを使い続けてきましたが今回を機にAndroidに切り替えることにしました。
最近のiPhoneについては大幅な機能のアップデートや魅力的な進化が少なくなっており購買意欲が湧きませんでした。
またiPhoneはキャリアの縛りも多く、キャリアの通信費を割り引く形で機種代金を相殺して提供されることが多いため、通信費支出の削減には適しません。
キャリアに縛られないSIMフリーのiPhoneは値段が高いこともあり我が家ではSIMフリーAndroidを検討しています。
iPhoneを見切った詳しい理由などはまた別記事でご紹介できたらと思います。
我が家のソフトバンク料金は月額約1.6万/年額約20万円
ソフトバンクの請求状況について、一年間の月額料金を平均化しました。
月額費用は夫婦2人で大体通話料を含めずに1.6万円。
年間なんと19.3万円と約20万円の通信費支出です。
月額で引き落としされているとあまり意識しませんが、年間の支出としては家計に与えるインパクトは大きいです。
通信状況
格安SIMでは通信容量の設定によって値段が変わるので、通信容量を年間の最大ベースで算出しました。
最大ベースとしておくことにより容量プラン以内に収まるかを見極めていきたいと思います。
平均通信容量 | 備考 | |
奥さん | 3GB | 基本3GB以下 |
私 | 7GB | 時々7GBを超え通信制限… |
私としては外での通信利用がメインでソフトバンクの7GB制限に引っかかることも多く、通信制限はストレスを感じてます。
大容量プランへの変更もできたのですが、更新月が見直されるということでプラン変更もできずにいました。
音声通話に対応したプランを検討
メイン端末として使用するため、我が家では音声通話対応プランを検討しています。
先日記事にした日本通信のソフトバンクキャリアのiPhone対応のSIMは音声通話に対応していませんでしたので、iPhoneを手放しSIMフリーのAndroid端末を前提に格安SIM選びを進めています。
日本通信のiPhone対応ソフトバンク回線格安SIM b-mobile Sに失望…音声通話対応はなくデータ通信のみ
格安SIMのメリット/デメリット
料金は安いことが前提となっていますが、格安SIMのメリットとデメリットをまとめました。
メリット
通信量によって値段がさらに安くなる
我が家のように通信量が夫婦2人で差がある場合はそれぞれで最適なプランを選ぶことができます。
例えば私は家の外で通信することが多いので大容量のプラン、奥さんは家でWIFIを利用しているので低容量プランと見合ったプランを選択できます。
低容量であれば月額も安いので大幅な節約が見込めます。
2年縛りがない
音声通話付きプランであると半年から一年間の解約料発生期間はありますが、2年という期間の長い契約の縛りはありません。
通信業界やスマホ機器業界の進化スピードは凄まじく、良いサービスに早く切り替えられるのは魅力的です。
デメリット
キャリアメールが使えない
今まで使用していたキャリアのメールが使用できなくなります。
最近は少なくなってきましたがサイト登録時にキャリアのドメイン名でしか選べないサイトもあるかもしれません。
我が家ではGmailに移行する予定です。
Gmailのような高機能なメールが無料で提供されていることを考えると特殊なケースを除いてキャリアメールはもはや不要かもしれません。
キャリアのサービスが使えない
キャリア独自に提供されているサービスが使えなくなります。
例えばポイントサービスや見守りサービスやキャリア連携の決済などはキャリアのサービスのため使えなくなります。
日常生活として一番大きいのはキャリアの年齢認証が使えないことがあげられます。
LINEのID検索などはキャリアの年齢認証を通して未成年が使えないようにしていますので、キャリアの認証がない格安SIMではID検索は使えません。
※LINEモバイルに限りID検索が使えます。役得ですね。
家族通話無料があまりない
格安SIMでは家族間通話が無料のプランはあまりありません。
我が家ではソフトバンクでは家族間通話が無料なので、格安SIM切り替え時にはLINEの音声通話に移行する予定です。
検討の第一ポイントは信頼性
色々な会社が格安SIMを提供していますが、信頼性を考え比較的会社の規模が大きく、ユーザ数が多い会社を選択肢としています。
スマホを利用する際に一番怖いのが、通信不能とならないかだと思います。従来のキャリアは非常に可用性が高く、正月などの集中期間意外で通信トラブルを経験したことはありません。
あまりないとは思いますが、契約会社が倒産してSIMが通信できなくなれば仕事や日常生活に影響がでます。
会社の規模が大きければ倒産リスクも減りますし、サービスに対する投資も増えます。
またユーザ数が多いということはサービス性能が高くなくてはならなく、格安SIM側で使っている機器の性能や整備率も自ずとあがるからです。
格安SIMのプラン検討
それではSIMプランの検討をしていきたいと思います。
U-MOBILE
現在の我が家の第一候補です。
■U-MOBILEの主なプラン docomo回線
通信容量 | 音声対応SIM |
3GB | 1,580円 |
5GB | 1,980円 |
LTE使い放題 | 2,980円 |
今だとデータ専用SIM 5GBが月額2ヶ月間無料で試せるとのことで早速申し込みました。
事前に無料でデータ通算速度や使い勝手が試せるのは魅力的です。
U-MOBILEについてはLTE使い放題プランが存在し、外での利用が多い私としては嬉しい限りです。
我が家のU-MOBILE 格安SIM検討
奥さん | 3GB | 1,580円 |
私 | 使い放題 | 2,980円 |
月額:4,560円 |
IIJ mio
格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio
今のところ第二候補です。
auとdocomoの回線が選べるのが特徴的です。
■IIJ mioの主なプラン docomo/au回線
通信容量 | 音声対応SIM |
3GB | 1,600円 |
6GB | 2,220円 |
10GB | 3,260円 |
我が家のIIJ mio 格安SIM検討
奥さん | 3GB | 1,600円 |
私 | 10GB | 3,260円 |
月額:4,860円 |
LINE モバイル
LINEモバイル | LINEユーザーが選ぶ格安スマホ・SIM
■LINEモバイルの主なプラン docomo回線
通信容量 | 音声対応SIM |
3GB | 1,690円 |
5GB | 2,220円 |
7GB | 2,880円 |
10GB | 3,220円 |
通信容量についてはLINE、Twitter、Facebook、InstagramはカウントがされなくSNS使い放題なのが特徴です。
我が家のLINE モバイル 格安SIM検討
奥さん | 3GB | 1,690円 |
私 | 10GB | 3,220円 |
月額:5,910円 |
格安SIM化による効果は年間で10万円以上
我が家の現状のプランと格安SIM最安値のU-MOBILEを比較しました。
■格安SIM化による通信費削減/月額
ソフトバンク | 16,091円 |
格安SIM(U-MOBILE) | 4,560円 |
差分 | 11,531円 |
格安SIMに乗り換えればなんと月額11,531円の通信費の削減が見込めます。
今支払っている3分の1の値段でスマホを利用することができる見込みです。
年額だと約13万円の通信費削減ができます。
乗り換え経費もかかることに注意
月額費用はキャリアより減りますが、格安SIMへの乗り換えには一時的に掛かるイニシャルの諸経費もあります。
1.ソフトバンクからのMNP事務手数料
二台分:3000円(/台)×2=6,000円
※更新月なので解約料はかかりません
2.格安SIM会社との契約事務手数料
二台分(想定): 3000円(/台)×2=6,000円
あとは新規に購入予定のSIMフリーAndroid端末の費用です。
1台二万円以内で購入することを検討しています。
我が家の場合は今使用しているiPhone6をフリマサイト等で売却した金額を端末購入に当てる予定ですので、費用はかからない見込みです。
■諸経費まとめ
諸経費 | 金額 |
MNP手数料 | 6,000円 |
契約事務手数料 | 6,000円 |
端末購入 | 相殺 |
iPhone6売却 | |
合計 | 12,000円 |
ランニングで十分取り戻せる
諸経費はかかってしまいますが我が家の場合では約1ヶ月格安SIMに切り替えれば取り戻せる金額です。
年額の差分からすると諸経費率は10%以下ですので、一時的な投資と見ればハイリターンが期待できます。
最後に
キャリアからの格安SIMへの乗り換えで年間13万円も通信費が安くなることがわかりました。
普段あまり意識をしないスマホの金額を改めて考えてみるとまだまだ費用を下げられるかもしれません。
プランの検討はわかりづらかったり、思い切りがつかなかったりすると思いますが、家計から言えばさらに10万円の給料を稼ぐ努力をするよりもスマホのプランを見直して夫婦で10万円の出費を下げるほうが簡単なのではないでしょうか。
我が家ではこれを機会に見直して、これから実際に格安SIMに乗り換えたときの体験談もご紹介できたらと思います。